【映画】この世界の片隅に【感想】

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公式サイトより

 

とてもこわい映画でした。

  

konosekai.jp

 

あらすじ


映画『この世界の片隅に』予告編

18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

公式サイトより

Wikipediaのあらすじはおもいっきりネタバレなので読まないほうがいいです。

ここからネタバレあります

最初の方は日本昔ばなしみたいな絵柄で不安になったんですが、ちょっとすると大丈夫になるので大丈夫です。

 

一番印象に残ってるセリフは「大変なことになるぞって言ってたのにねえ…」みたいなセリフです。

戦争が始まるというニュースがあり、これから大変なことになるとみんな思ってたのですが、だんだんそれに慣れてきてしまうところが怖かったです。

空襲警報などにもだんだん慣れてきたり、防空壕に入るのもダラダラしたり。みんながみんなそうではないかも知れませんが、やはりそうなってくるんだろうなと思いました。

気づいたら戦争になってて気づいたら平和になって、それを当たり前と感じる。そんなのの繰り返しなんでしょうかね。

 

考えてる間にどんどん難しく考えてしまう映画でした。戦争の悲惨さを押し付けてくるわけでもなく、戦争中の市民の生活を淡々と描いている分、こちらに考えさせる余地を与えてくるような映画でした。おすすめです。

 

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