【本】「夫のちんぽが入らない」はタイトル釣りじゃなかった【感想】

 

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

 

 インパクトのあるタイトルをつけておけばとりあえず注目されるというご時世ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回この「夫のちんぽが入らない」というそれはまあ強烈なタイトルの本を読みました。 

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私が当て逃げ中の車に同乗してた時の話

ノンスタイル井上さんの運転する車がタクシーと接触し、そのまま逃げたことが話題になっています。 

www.excite.co.jp

 

そしてここへきて、同乗者がいたことも発覚しました。今年のM-1で決勝のファイナリスト3組まで残ったスーパーマラドーナの武智さんです。 

www.sponichi.co.jp

 

同乗者ならちゃんと運転手に車を停めて確認するように言えよ!とか最初は思ったんですが、そんな時ふと思い出しました。

 

あ、自分も当て逃げの車に同乗してたことあったなと。

 

その時のことを記憶を頼りに書いてみます。

 

私が20代前半の頃の話です。社会人一年目で、寮生活をしていました。地方出身者の同期も何人かいて、週末は飲みに行ったり遊びに行ったりしてました。

その日は4人でボウリングに行きました。車を持っているやつが一人しかいなかったので、必然的にそいつの車に全員乗ってボウリング場へと行きました。

そしてボウリングを終えて帰る時のことです。ボウリング場の出口はT字路になっており、我々は右折しようとしてました。

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いざ、右折して合流しようとしたんですが、ハンドルを切るのが遅かったのか、このまま行くと車の左側がガードレールにぶつかるという感じになってしまったので、一旦バックしました。

 

「グシャッ」

 

全員が「あっ」と言いました。焦っていたのか後方の確認を怠り、ボウリング場から出てくる後続車に気づかず、そのままバックしてしまったため、後続車と接触してしまったのです。

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車内では「あー」とか「とりあえず降りたら」とか言ってたと思います。こういう時はまず加害側の運転手が降りて相手に話に行くのがセオリーだと思ってます。

 

そんな時、運転手から耳を疑う一言が。

 

「逃げる」

 

そいつはそう言うと、車を急発進させ、脇道に入り、その後もアクセルを踏み続けました。みんな「おい!」「何やってんだよ!」とか言った気がしましたが、言葉以外に止める術もないため、車は走り続けました。

 

5分ほど走って後続車見えなくなったところでやっとそいつは止まりました。「これからどーすんの」「今から警察行く?」とか話し合いましたが、自分のその時の感情としては「関係ないのに巻き込むなよ…」という思いでいっぱいでした。帰りたさしかなかったです。

 

あーでもないこーでもないと話していると、自分たちの車の後ろにライトを消した車が停まっているのに気づきました。

 

「さっきの車じゃん!」

 

もう運転手はパニックです。再び車を急発進させ、アクセルベタ踏みで加速させました。

本当にこの時が人生で一番死に近かった瞬間だと思います。そいつの車は走り屋仕様にチューンナップされており、割とスピードが出るタイプだったんです。

そんな車で河川脇のセンターラインもない、車がすれ違うのがやっとの道をかっ飛ばしてました。スピードメータを見ると、180キロを指してます。ゲーセンでしかみたことのない針の位置でした。それ以上は表示がないので実際にはもっと出ていたのかもしれません。しかも運転手はレーサーでも何でもなく、先ほど事故を起こしてパニックになってるヤバいやつです。

車内は阿鼻叫喚でした。「危ない!」「下ろしてくれ!」と、もう当て逃げとか完全にどうでもよく、生きるか死ぬかの問題になってました。この体験のせいでワイルドスピードを見ても自分の方がすごいと思ってしまい楽しめません。

あまりにも怖すぎて後部座席に座っていることができず、

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こんなポーズで足元の隙間にうずくまってました。まあ180キロでぶつかったらどこにいようが死ぬと思いますが…

 

その後も1時間ほど逃走劇を続け、やっと寮にたどり着きました。もうそいつを罵倒する体力も残っておらず、その日はそのまま布団に入って死んだように寝ました。

 

そして翌日、そいつがまた業務用車で事故を起こしました笑

 

その時に実は昨日当て逃げしたと警察に自白したそうです。ナンバーもしっかり割れてて、警察も捜査中だったようです。心配事のある時の運転は危険なのでやめましょう。

ちなみに助手席に乗ってたやつに「何であの時もっとちゃんと止めなかったんだよ!」と言ったら「完全に目がイってた」と言われました。なら仕方ないですね。

考えてみればあの経験をした後「どうして逃げるのを止めなかったんだ」と言われても、ほんとどうしようもなかったとしか言えません。止める方法があったなら教えてほしいです。

 

そんな経験から今回の事件について思うことは、同乗者にとってはこれはどうしようもないことなんじゃないかなということです。

これは想像ですが、車がぶつかったのは二人とも認識してて、武智さんは井上さんが降りるのを待ってたら、そのまま発進してしまったのでもうどうしようもなくなったのではないかと推測します。

武智さんと井上さんは同期とのことなので、きっと車内では止めてたりしたと思います。だって当て逃げすることで同乗の武智さんのメリットって何もないですもんね。

しかし運転手が一度車を発進させてしまったらもう止める術なんてないんですよ。目がイってるので笑。サイドブレーキなんかかけたらそれこそ大事故に発展しますしね。

 

そしてインタビューコメントですが、あれ以上の返しはないと思います。

ここで「俺は止めたんだ!」とか言っても誰も信じず、さらに叩かれるばかりか芸人仲間からも信頼を失うでしょう。ここはひとまず叩かれておくしかないと思います。

そして井上さんに言いたいのは、少し落ち着いた後、「武智さんはあの時自分を止めてくれてたが、パニックになって暴走してしまった」というようなコメントを出してフォローしてあげてほしいということです。こんな状況で出来る最善の策だと思います。

 

スーパーマラドーナの今後の活躍に期待しております。あと井上さんは二度と運転しないで下さい。

 

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